こどもの自己主張との付き合い方【答えはありません】

こどもの自己主張とは?

こどもは成長の過程で体を動かすこと、ことばを発することを覚えます。

これらを使って、「何かを伝えようとする行為」がこどもの自己主張です。

では、この自己主張は大人と一緒のものだと考えていいのでしょうか?

 

一般的には、自己主張とわがままは混同されやすい行為です。

自己主張とは、自分の意見や欲求などを他人に伝えること

わがままとは、他人のことを考えずに自分の都合だけを考えて行動すること
   

ことばの意味だけを考えてみますと、ふたつの行為は似ていますが非なるものです。

社会的には、行き過ぎた自己主張がわがままといったところでしょうか。

大人の社会では「自己主張」≒「わがまま」と捉えられることもしばしばあります。

これは、相手のことを慮って行動できる大人が「自己主張が強いな・・・」と感じるようなことがあれば、それは受け入れがたい自己主張(=わがまま)だからです。

 

では、こどもの自己主張は大人と同じようにわがままなことなのでしょうか。

答えは、イエスであり、ノーだと思います。

 

ことばの意味だけで考えてみますと、こどもの自己主張はわがままです。

小さなこどもは社会性も思いやりも持ち合わせていません。

したがいまして、こどもの自己主張は必然的にわがままチックになってしまいます。

しかしながら、この自己主張の本質は「想いを伝える」だけの行為なのです。

 

こどもの自己主張が、「自己主張」≒「わがまま」になるかどうかは、子育て次第だと思っています。

社会性や思いやりといったものは、成長していく過程で少しずつ学んでいくものです。

この成長過程の中で、一緒に思いやりとは何かを考え、理解させてあげることは大人の重要な役目だと思っています。

 

 

同じ目線で見て、考え、行動しよう!

こどもの自己主張には、正しい距離感で付き合うことが必要です。

ただし、この付き合い方に正解はありません。

こどもの性格や成長スピード、育つ環境はひとり一人違います。

同じ自己主張でも、こどもの数だけその自己主張への対応方法は違うのです。

 

こどもの自己主張を正確に理解するために必要なものは、育児本ではありません。

どれだけこどもと同じ目線で物事を見て、考えてあげることができるかに尽きると思います。

だからこそ、自己主張への正しい対応方法はありませんが、必要なものはあります。

時間と根気です。

ひとつひとつの自己主張を理解してあげるためには、莫大な時間が必要です。

フルタイムの子育てに参加できないサラリーマンには難しいことです。

それでも、こどもと一緒に楽しい時間を過ごすためには、できる限り自己主張を理解してあげることが重要です。

ベストな対応はできないかもしれませんが、ベターな対応はしたいものです。

 

我が家では、お互いが知らないその日の娘の様子を寝る前に話すようにしています。

仕事中の娘の様子を聞くことがほとんどですが、休日のパパとふたりきりの様子を話すことも時々あります。

自己主張への対応が夫婦で違ってしまうと娘も困惑してしまいますので、子育ての方針や対応方法についてはできる限り共有するようにしています。

時間が圧倒的に足りないパパにとっては、些細な話でも勉強になることがしばしばありますので、有意義な時間です。

 

繰り返しになりますが、こどもの自己主張には正しい付き合い方はありません。

時には叱ることも必要ですし、時には受け入れること、褒めることも必要です。

その匙加減もこどもによって違いますので、マニュアルなど作れるはずがありません。

ただ、時間と根気があれば、その自己主張に対するベターな対応ができるように近づけるはずです。

 

1歳5か月の娘は、「いい!」「いや!」を使い分ける自己主張ができるようになりました。

最近は「いや!」の割合が増えてきましたが、この自己主張も娘なりの理由があるはずだといつも考え、理解しようとしています。

わがままはこどもの特権なのですが、他人のことを思いやることができ、自己主張もちゃんとできるような子に育ってほしいと願っています。

だからこそ、こどもの自己主張をわがままにさせない子育てをしなければならないと考えています。

 

圧倒的に子育てに参加する時間が足りないパパですので、まずは同じ目線で見て、考えることから始めてみます。

 

 

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